知ると役立つ平均血圧とノルバスクによる降圧治療

ノルバスクは高血圧治療において古くから用いられている降圧剤であり、使用経験の豊富さからまずノルバスクを処方するという判断をする医師が多いのが現代の状況です。カルシウム拮抗薬に分類されるノルバスクは、副作用が少なく、多くの臓器や血液成分に影響を与えにくいことから多くの患者に対して適用できるというのも頻用される理由となっています。高血圧治療においては根本原因を取り除くということと同時に、降圧剤を用いて血圧を下げるということが重要視されます。根本治療に時間がかかる場合もあれば、基礎疾患が重篤である場合には治療法すら確立されたものがない場合もあり、長期戦を強いられたり、一生高血圧と付き合わなければならないという状況になったりすることもあるからです。高血圧が長引くと合併症のリスクが高まることから、比較的早期から降圧剤を使用して血圧のコントロールが行われていきます。血圧の正常値とされる平均値は年齢による影響も受けるため、年齢別の平均値を知っておくことは役に立ちます。男女差もあることから、男女別、年齢別に平均値が算出する試みがされてきています。特徴として、年齢を重ねるに連れて血圧が高くなるということがあげられ、特に収縮期血圧の平均値は年齢が上がるにつれて高くなっていきます。つまり、加齢によって高血圧になりやすくなるということが平均値から推察することができるということです。実際の治療においてはガイドラインにしたがって降圧目標が定められていくことになり、年齢の考慮はあまり行われません。正常値とされる血圧は定義を繰り返し変更されてきており、今後も実態に応じて変更されていく可能性があるということも留意しておくとよいでしょう。